グリセリンと濃グリセリンの違いとは?
高い保湿力をもったグリセリンを使って作る手作り化粧水は、市販の化粧水が肌に合わないという敏感肌の人にもおすすめです。
それなら実際に作ってみようかな!となっても、どう作ったらいいのか、何を使うのが正しいのか、情報が多くてよくわからないということもあると思います。
特にまぎらわしいのが、グリセリンについてです。
ネットで「グリセリン」と検索しても
・植物性グリセリン
・ベジタブルグリセリン
・濃グリセリン
・高純度グリセリン
と、さまざまなグリセリンが出てきて、どれを使ったらいいのやら…
今回は、特にグリセリンと濃グリセリンの違いに注目してご説明します。
通常のグリセリンの濃度が84%~87%なのに対して、濃グリセリンは98%以上もの濃度があるんです。
実は、グリセリンを製造する際には、濃グリセリンが先に製造されます。
その濃グリセリンのままでは粘度が高く使いづらいため、精製水をさらに加えてグリセリン濃度を落としたものが、市販で売られているグリセリンなんです。
グリセリンが大体300円~400円程度なのに対して、濃グリセリンは100MLあたり1000円以上もします。
グリセリンで化粧水を作るときには、濃グリセリンではなく、グリセリンを使って作るようにしましょう。