グリセリンはもともと、脂質として蓄えられている成分!
グリセリンは体内にもある物質です。体内にもともとある物質なので、医薬品や化粧品に使用されていても体に害がなく、安心だとされているんですよ。
そんなグリセリンは、体内にどのように蓄えられているのかをご紹介します。
グリセリンは、脂質として蓄えられるのですが、その場合体内のどこに蓄えられるのか気になりませんか?
結論から言うと、皮下脂肪や内臓脂肪がそれにあたります。
内臓ではお腹で大腸を支えている膜腸間膜や、肝臓といった箇所に蓄えられています。
また、皮下脂肪のつき方でいうと、へそ周りから付き始めて、体のおなかから遠いところにむかって付いていきます。
皮下脂肪の付きやすいところなどはみなさんもわかると思います。
実は、体の中で脂肪がつくときは、脂肪酸とグリセリンが一緒になって蓄えられるのです。別々ではないんですね。
そして脂肪酸とグリセリンがくっついたものを中性脂肪といいます。
これはみなさんも聞いたことがあるのではないでしょうか。
このように、グリセリンは体内にも蓄えられている物質なのです。
しかし、最近ではその保湿性などから、美容への活用が注目されていますね。
グリセリンは、高い保湿効果を持っているので、乾燥にもいいといわれています。
また、体内にあるものなので、化粧品などの成分として使っても、アレルギーが出にくいのも特長なんです。
保湿効果があり、プルプル肌を作ってくれるグリセリン。
覚えておいて損はない成分ですよ。